恐怖の先にあるもの

とうとう愛知県も緊急事態宣言が発令されましたね。

平針の町並みも土曜日とあって人通りが少ない感じがします。

美容院でも当然の事ながらお客様の出入りは例年と比べ少ないです。

これも今は仕方ない事だと思います。

マスコミでは連日コロナ関連の報道が流れ、日に日に私たちの心にも

コロナウイルスへの恐怖が重なり刻まれてゆくような気がします。

今まで経験のした事の無い生活に加え様々なストレスが人々の心に溜まりつつある今。

その不安や怒りのはけ口はどこにゆくのか心配です。

不運にも感染してしまった方やその周辺の人たち、社会的に弱者の方達

そういった方達への差別や偏見がまかりとおってしまう世の中になってしまう事の方が

僕にとってはコロナより恐怖です。

もちろん不運にもこの病気で命を落とされる方には心よりご冥福を祈ります。

ただ一方で経済的理由や偏見や差別により命を落とされる方々が増えてしまう世の中になる事を

回避する道も考えてゆくべき時が来たと思います。

(コロナでの死者数は日に日にメディアでカウントされます、しかしこの先、罹患以外の理由で

自ら命を絶つ方の死者数が発表されるのは数年後だと思います。その時、その数が前者を上回ってしまったら、、。)

マスコミの情報だけに頼り、いたずらに恐怖を抱きすぎる事無く

正しい情報を冷静に判別し

毅然と立ち向かう勇気と周りの人への愛情を忘れずにこの時代を乗り切っていきたいですね。

コロナを克服した先に経済が破綻した日本にならないためにも

すべてに偏らない精神のバランス感覚を養いたいものです。