永遠の0

こんにちは山本です。

「永遠の0」観ました?

僕は先日観てきましたよ。

うん、劇場で見る価値は充分ありました。

面白かったです。

ストーリーはもちろん、役者陣も非常に演技もすばらしかったし

映像も迫力があってよかった。

単なる戦争映画ではなくて「生きる」って大きなテーマのもと

主人公を取り巻く人間群像がとてもよく描き出されてて

2時間があっという間でした。

ネットの一部では戦争賛美とか批判を受けてるけど

エンターテイメントとして人の感じ方は様々だと思うので

僕は文句無く最近観た邦画ではナンバー1です。

戦争が終わって69年。

戦争経験者が生きている間ずっと持ち続ける、戦争で犠牲になった人達への特別な想い。

そういえば去年亡くなった祖父も

亡くなるちょっと前、遺言のように死んだら戦友達の写真を棺に入れてほしいと言ってたっけ。

祖父も戦中、仲間達とレイテ島に送られる直前大病をし、自分だけが戦線を離脱した

経験を持っている。

その時、レイテ島に向かった日本軍兵士達はレイテ島にたどり着く前に海上ですべて戦死している。

自分だけが生き残ってしまった後ろめたさの念と生かされた喜びの狭間で祖父が何を思って

生きていたかは今となっては知る由もないが、後半年この映画を早く観ていれば

その時の祖父の遺言の意味をもっと理解してやれたと思うのであります。

今の平和な世の中があるのも、たくさんの戦争による悲劇が礎となっているのだなあと

しみじみ感じたこの作品。

ぜひ、ご覧になってない方はどうぞ!

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